「明日から学校休みなさい。

 しばらく惣の家に行くといいわ。」


「でも!」


「あなたが行くだけで騒動が大きくなるわ。

 大丈夫、佐々さんにはママから連絡をしておく。

 月光くんは男の子だから大丈夫。

 念のためメ-ルしておきなさい。」


つっくんにメ-ル。

ううん直接話したい。

明日から会えないの?どれくらい?

あんなに幸せだった気持ちが、

ベタベタしたものに塗り替えられた気がした。

アドレスから電話をする、

コ-ル音がして3コ-ル目ででた。


「毬乃?どうしたの?」


「つっくんごめん。キスしてるとこ

 ネットで上がってるって、

 ごめんあたし、

 明日から学校行けなくなった。

 つっくんに迷惑かける。

 ごめん

 ごめんね。」