「髪切るなよ。

 光の中でキラキラする その髪気に入ってるんだ。

 瞳だって、せっかく綺麗なのに隠したらダメだろ。

 それに、無理やり太ったら別れるからな。

 身長は、

 身長はオレがすぐ越してやるから、

 伸ばさないで待ってろ。」


一つ一つ納得させとかないと、

短絡思考の毬乃のことだ、

勢いで髪切るぐらいは簡単にやってしまう。