毬乃は来るだろうか、
ベンチにのん気に座っていられず、渡り廊下をウロウロしていた。
こっちに歩いてくる女の子が見えた。
毬乃?
髪が肩のところでカットされ、この前より顔色がいい気がした。
背筋がピンと伸ばして歩幅を大きくとって歩くのは毬乃の癖。
モデルをしていて身についたんだろう。
本人は気がついてないだろうが、
あまりにもさっそうと歩くから人目を引いてしまうんだ。
って、オレなんで隠れてんだよ。
ベンチの前まで来た毬乃が俺の姿を認めて戸惑った。
そうだよな、どう見ても怪しい、
隠れてのぞき見をする男だ。
「来ないかと思った。」
そう言ったオレに、
呼ばれなくてもきっと来るつもりっだったって、
あの時一人で大騒ぎした上、
眠ってしまったことが恥ずかしくて
合わせる顔がなかった言って
照れくさそうに笑った。
「馬鹿だなあ。」
オレはその一言に俺と毬乃のこれからを込めた。
ベンチにのん気に座っていられず、渡り廊下をウロウロしていた。
こっちに歩いてくる女の子が見えた。
毬乃?
髪が肩のところでカットされ、この前より顔色がいい気がした。
背筋がピンと伸ばして歩幅を大きくとって歩くのは毬乃の癖。
モデルをしていて身についたんだろう。
本人は気がついてないだろうが、
あまりにもさっそうと歩くから人目を引いてしまうんだ。
って、オレなんで隠れてんだよ。
ベンチの前まで来た毬乃が俺の姿を認めて戸惑った。
そうだよな、どう見ても怪しい、
隠れてのぞき見をする男だ。
「来ないかと思った。」
そう言ったオレに、
呼ばれなくてもきっと来るつもりっだったって、
あの時一人で大騒ぎした上、
眠ってしまったことが恥ずかしくて
合わせる顔がなかった言って
照れくさそうに笑った。
「馬鹿だなあ。」
オレはその一言に俺と毬乃のこれからを込めた。



