From ナミFor ミキへ

廊下を見てみなさい(笑)

ミキは廊下に目を向けた。

顔を赤くしながら

鞄をもって走っていった。

「ナミ、いたの?」

「失礼な!ずっといたよ」

「そうなんだぁ!!」

「おう」

「帰ろっかナミ♪」

「だな」

二人で歩いて帰った。

幸せそうに笑いながら

「ナミー」

「どうした?」

「今日一緒にいたい」

「4時までならいいぜ」

「本当!?」

「うん」

「じやあナミの家にいくっ♪」

「了解しました。」

まだこの頃の二人には

暗い未来なんか見えてなかった。

ずっとどこまでも二人でいれると

思ってた。

今日の呼び出しが悪魔の囁きなんて

思いもしなかった。