「「「お前ら、マジリア充かよ！！！」」」

「・・・悪いかよ。」

「み、皆落ち着いて・・・？」

ヒートアップしすぎだよ・・。

なんか気迫が怖いし。

「璃裡っ！もし俺が、翔人より早く告ってたらokしてくれたのか！？」

「「それ、俺達もききたかったんだよね。どうなの？」」

「うーん・・・。」

どうだろう？

もし、翔人以外が

先に告白してきたとしたら・・・

あたしはそれに、答えてただろうか？

・・・

んなわけ、ないじゃん。

あたしは翔人が、好きなんだから。


「そんなわけ、ないでしょ？」


「「「やっぱりかぁーーーーー・・・・・。」」」

あたしが答えた瞬間

すごい叫び声。

あのー・・

わかってたなら、きなくても・・・。

「コイツのドコが好きなんだ！？」

「んと・・・。優しいところ・・かな？」

「俺らも優しいし！」

「えっとね。ちょっと無愛想だけどさりげなく優しいところが好き・・かな。」

「「「ベタ惚れじゃんか！！」」」

和弥君達は

諦めたように、リビングの床に突っ伏せていた。

・・・悪いことしたなぁ・・。