「「「広ーーーーーっ!」」」

「ちょっと!大声出さないでよっ。」

「・・・悪いな。」

「しょ、翔人君は何にもしてないでしょ?」

「・・・こいつら、バカだから。」

な、なんて直球にものを言う人なんだ・・・

だから、稜弥君とも気が合うのかな?

「とにかく、あたしの部屋に入ってよ。」

「「「はーい。」」」

なぜか1番前に立って

進んでいく和弥君。

なんであんなに、堂々としてるんだろう?

そして、人の家なのに

なんであんなに馴染んでるんだろう?

「ココが璃裡の部屋?」

「そーだけど。」

「マジ広いな。俺の部屋の2~3倍はあるって。」

「そこまでないでしょ。」

一様ココ、ふつーの家だかんね。

まぁ、他よりは多少広いかもしんないけど。

「璃裡っ。」

「ん?何、裕樹君。」

「お前、いっつも1人でこのベッドに寝てんの?」

「そーだよ。」

あたし以外、誰と寝るっていうの?

「にしてはさぁ、広くね?」

「そう?」

ダブルベッドより、もう少しだけ大きくて

天井がついてるベッド。

上から、ふわーってカーテンがかかるようになってる。

「わっ!めちゃふわふわっ!」

「成希君っ!?何勝手に寝てんの!?」

「だってー。気持ちよさそうだったから。」

はぁ・・・

なんて自由人なんだ。

うって変わって

稜弥君と、翔人君は

部屋にあるソファに腰掛けていた。

相変わらず、一歩大人だなぁ・・。

「コレなら、6人でも寝れるんじゃね?」

「「だな。」」

えっ!?

今、なんていった!?