次の日。

あたし達はホテルからそのまま、学校へ行った。

もちろん、教科書が全然違うわけで。

時間割なんか見てなかったし

なんてったって、ホテルから直行だしね〔笑〕

「「璃裡ちゃんおはよー♪」」

「おはよ、2人共。」

「結局昨日、どうしたのー?」

「ラブホに皆で泊まって、それでぇ・・・。」

「「ら、ラブホ!?」」

あっ!言っちゃった・・・。

まずいぞぉ・・これは。

「「だだだ誰と!?」」

「だから、皆とだって。」

「違う!誰とヤったの!?」

「何を?」

「「Hっ!!」」

「っ!?////」

きょ、教室で、大声で

何言うの!?

てか、誰ともHしてないし!//

当たり前でしょ!?

「おい、誰だよ!今変なこと叫んだ奴!」

「和弥、お前璃裡ちゃんに触ったわけ!?」

「んなわけねーだろ!?同じベッドにいたの、翔人だし!」

「「しょ、翔人!?」」

2人共、すっごい怖い形相で、

翔人君に近づいていく。

「あんた、璃裡ちゃんにいかがわしいことしたわけ!?」

「・・・してねーけど。」

「嘘言え!キスくらいはしたでしょーが!」

「・・・。」

「はぁ!?マジ!?」

言った本人〔美瑠ちゃん〕が

逆に驚いてる。

でもあたし、キスなんかされてないよ・・?

「しょ、翔人君?あたしにキス・・したの?」

「・・・お前はしんなくていーから。」

「そ、そう?」

「・・おう。」

よくわかんなかったけど、少しだけ覗き込んだ翔人君の顔は

いつもよりも少し赤かった。