「寅軌さん、ですね?」
「はい。」
あたしは、とりあえず校長室へと
足を運んでいた。
「もう少しだけ、ここでお待ちくださいね。」
「わかりました。」
冷房がガンガンにきいた、校長室。
もしかして・・・教室もこうなのかな?
・・・コンコンッ。
「はい。」
「失礼します。」
そう言って入ってきたのは、女性の先生。
担任なのかなぁ・・・?
「寅軌璃裡、さんね?」
「そう・・ですけど。」
「アメリカから来たのに、すごく日本語が上手ね。」
「ありがとうございます。あたし、もともとは日本にいましたので。」
「そうだったの。・・・では、クラスに行きましょうか。」
「はいっ!」
やったっ!
やっとクラスメートとのご対面だっ!
あたしは、ワクワクしながら廊下を歩いた。
「はい、皆さん静かにー。」
先に先生が教室に入って、皆をなだめている。
「今日は、アメリカからの転入生がきています。」
そう言った途端、
再び騒ぎ出す生徒達。
おいおい・・・
先生困ってんじゃん。
「入ってきていいわよー。」
「はーい。」
あたしは、少しだけ緊張しつつ、
教室のドアを開けた。
ぱっと顔を上げると、そこには・・・
男子、男子、男子・・・
男の子ばっかり!?
しかも、かなりイケメンっ!
「自己紹介してね。」
「は、はいっ。えっと・・寅軌璃裡です。よろしく。」
「「「「日本語うめーーーっ!!」」」」
「はい。」
あたしは、とりあえず校長室へと
足を運んでいた。
「もう少しだけ、ここでお待ちくださいね。」
「わかりました。」
冷房がガンガンにきいた、校長室。
もしかして・・・教室もこうなのかな?
・・・コンコンッ。
「はい。」
「失礼します。」
そう言って入ってきたのは、女性の先生。
担任なのかなぁ・・・?
「寅軌璃裡、さんね?」
「そう・・ですけど。」
「アメリカから来たのに、すごく日本語が上手ね。」
「ありがとうございます。あたし、もともとは日本にいましたので。」
「そうだったの。・・・では、クラスに行きましょうか。」
「はいっ!」
やったっ!
やっとクラスメートとのご対面だっ!
あたしは、ワクワクしながら廊下を歩いた。
「はい、皆さん静かにー。」
先に先生が教室に入って、皆をなだめている。
「今日は、アメリカからの転入生がきています。」
そう言った途端、
再び騒ぎ出す生徒達。
おいおい・・・
先生困ってんじゃん。
「入ってきていいわよー。」
「はーい。」
あたしは、少しだけ緊張しつつ、
教室のドアを開けた。
ぱっと顔を上げると、そこには・・・
男子、男子、男子・・・
男の子ばっかり!?
しかも、かなりイケメンっ!
「自己紹介してね。」
「は、はいっ。えっと・・寅軌璃裡です。よろしく。」
「「「「日本語うめーーーっ!!」」」」

