「お前バカだろ!女の子1人と、男5人でラブホはいる奴がおるか!」

「でもさぁ、よく考えると、この辺ラブホばっかじゃね?」

「・・・ここまで来て、戻るわけにはいかねーんじゃね?」

「璃裡は?へーきか?」

「あ、あたしは・・・。」

ラブホなんか、言葉を知ってるだけで

どんなんなのかも知らないし・・・。

なんともいえないんだけど。

「あたしはへーき・・・だよ?」

「「「「「・・・マジかよ。」」」」」

なんか、ちょっとだけ中見てみたいし〔笑〕

どーせ何をするわけじゃないしね。

「んじゃ、入るか。」

「「「「おう・・・。」」」」〔ゴクリ〕

「・・・?」

なんで皆、こんなに意気込んでんの?

わけわかんない。


がちゃ。

そんな空気の中、部屋のドアが開かれた。

「・・・広いな。」

「言ったろ?広かったって。」

「「でも、何でベッド2つなのー?」」

「う”っ・・・。」

「もしかして・・・。」

「・・・和弥、なんか狙ってたのか?」

「「「くそエロガッパぁーーーっ!!」」」

「きゃっ!?皆声おっきいっ!」

「・・わりーな。ちょっと和弥、外でしめてくっから。」

「・・・お前は部屋で待ってろ。」

「う、うん・・・?」

しめるって、何を?

か、和弥君・・・

大丈夫かな?