15分後。

「お前、マジで未経験?」

「う、うん。なんで?」

「・・・上手すぎだろ。」

「そーかなぁ?」

さっきから、何回か

ストライク?ってのがでてるけど・・・

そんなに上手いかな?

「いや、マジで。美瑠より上手いぞ。」

「み、美瑠ちゃんのほうが上手いって!」

わかんないけど!

今日やったばっかだし!

「なぁな、この後さぁ。」

「ん?なーに?」

「夜、時間ある?」

「んー?わかんないけど・・・。電話したら大丈夫だと思う。」

「皆で花火しね?この辺に土手あるし。」

「いいねっ!花火したい♪」

「わかった。んじゃあ裕樹らに言ってくるわ。」

和弥君は、

「やってていーから。」

と、あたしに言って

裕樹君達のところに行ってしまった。