帰国子女の逆ハーライフ♪

あたしと稜弥君が話し込んでいると。

突然、奏の声が、後ろからした。

「りーちゃん!」

「か、奏?どうしたの?」

「あたし、今日退院じゃん?明日にでも日本に帰りたくなっちゃった!」

きらっきらの笑顔で

そんなことを行っている。




「優ちゃん、何かいった?奏に。」

「んーん。別に。」

「うっそだぁ。もー。」

奏は乗り気になっちゃったし、皆も帰ってきてほしいって

言ってるのはわかるんだけど・・・。

どうやって、日本に帰れと?

「そりゃあ、マリアさんちの飛行機で♪」

「こ、こんなにいっぱい乗れないでしょ。」

「んーん。全然余裕だったよ。」

優ちゃんは、まるで自分のものを言うように

あたしに説明した。

「あたし達が乗っても、後ろ全然席空いてたし。」

「はは・・・。じゃぁ、帰ろっか。」

もう、そういうしかなかったのだ。

反論の余地なし。