数十時間後。

「つ、ついた・・・。」

「遠いんだな、アメリカって。」

「「だな・・・。」」

はじめっからあのテンションで通していた

和弥達は

もう、つかれきっていた。

・・・アメリカ、まじで遠いな。



「皆ぁ?ついたわよ。ほら、早く降りる!」

「「「「「はーい。」」」」」

「今から車で数十分。そうしたら、病院だからね。」

マリアさんは、もう少しだから

頑張って、と言わんばかり俺らに言った。