「「俺らが教えてあげるよ。」」

「いやっ!俺が頼まれたんだし!」

「「・・・俺達とくるか?」」

「「「わっ!稜弥と翔人っ!?」」」

び、びっくりしたぁ・・・

いつからいたんだろ・・・?

「俺、上手いよ。」

「・・・俺も、どちかといえば得意だ。」

「そーなの?」

なんか意外。

こんなとこ来ないのかと思ってたから。

「た、確かにお前ら上手いよな。」

「「エロイ意味でも?」」

「あぁ、Hも上手いもんな〔笑〕」

「「・・・ばかか、お前ら。」」

え、えええHって・・・/////

ふ、ふつーの顔で言う!?

「・・・璃裡困ってんぞ。」

「おいおい、エロガッパ。」

「エロガッパじゃねーし!」

「「「「そーなのか?」」」」

「その視線今すぐやめろ!」

怒鳴ってる、和弥君。

でもその横顔は、自然と楽しそう。

こんなに感情を表にだせるところって

中々ないと思うから。

なんとなくだけど

この輪に自分も入りたい、と思った。

「ったくもーしんねー。璃裡行こーぜ?」

「和弥君が教えてくれるの?」

「おう。あいつらにはわたさねーし。」

「あはは、優しいね。」

あたしは、和弥君の隣を歩く。

ボーリング、上手くなるといいなぁ。