「璃裡ちゃん達の行った病院なら、私も知ってるから。心配しなくても大丈夫よ。」

「ありがと、マリアさん。」

「私だって、璃裡ちゃん好きだもの。最近会ってないなぁって思ってたところだしね。」

マリアさんは運転手らしき人に

だしてください、とお願いをしていた。

・・・すげーな、この人。

そして優よりも、璃裡の権力の強さがすげーわ。

璃裡って名前だしただけで

そくOKだもんな。



「さて、長い旅になるわよー!」

「おう!ゲームしよーぜ!」

「「俺らもまぜろー!」」

「あ、あたしもやるー!」

・・・和弥をはじめ

ここにいるメンバー全員が、はしゃいでいた。

ちょっと前の、あのテンションの低さは

どこにいったんだってくらいの

テンションの高さだった。


はぁ・・・

俺、こんな騒がしいなか、眠れんのか・・?

「あ!稜弥が寝ようとしてる!」

「「稜弥ー!」」

うっせぇ

・・・寝れそーにねぇじゃねーか。

はぁ・・。


こうして、俺たちは

璃裡達の後を追って、アメリカへと向かったのだった。