それから、数時間後。

「へーじゃあ、りーちゃんは1週間いるつもりなんだぁ。」

「うん。これなら奏の退院にも間に合うね。」

「だね!あたしの分のチケットはあるから、大丈夫だよ♪」

「・・・お前ら、なんかにてんな。」

「「そーかなぁ?」」


奏とあたしは、息ぴったり。

だって、昔っからの親友だもん。

ちょっと会わなくったって、大丈夫。


・・・と、まあ

あたし達3人は、昔に会っていたかのように

仲良くなっていた。



「・・・あ。璃裡。」

「ん?何?」

「・・・俺さぁ、なんか今さらだけど、日本のこと心配になってきたわ。」

「・・確かに。」

コクコク、と2人して頷いていると

「わーわーっ///」

と、奏が頬を赤くして

あたし達のことを見ていた。