「って、ことなんだよ。」

「あの璃裡に・・・。」

「病気だった友達が、ねぇ・・。」

「考えつかないよね。」

半信半疑といったとこだろうか。

でもまぁ、やっと落ち着いたらしい。



「1週間で帰ってくるらしいから、それまでの辛抱だ。」

「「「いいい1週間ーーー!?」」」

「・・・長いよな。それもわかってるつもりだ。」

「ちょ、3日経ったらもう迎えに行こうよ!」

優が、反論してくる。

・・・俺も正直そうしたいところなんだが・・・

飛行機とかな、ほら

チケットねーじゃん。


「飛行機とかなら、あたしにまかせて♪マリアさんにお願いするから♪」

きた、モデルのコネ。

すっげーな、おい。

「じゃあ、どーしても我慢できなくなったら、な。」

「わ、わかった。とりあえず、あたし学校行ってくる。」

「おう、いってらっしゃい。」


いつの間に着替えたのかわからないが

優は、女学院の制服に身を包んで、学校へと歩いていった。