「あ、じゃあ、優もこのこと知らないんじゃね?」

「・・・だな。しょーがねぇ、起こしにいくか。まぁもう気づいてるかもしんねーけど。」

「だな、上が騒がしいし。」

上では、どったんばったん。

「「おー璃裡がいねぇー!?」」

「翔兄もいないよ!?」

きゃー、と言う悲鳴

そんでもって、ばったんどったん。


・・・

近所迷惑だろ。


「俺たちだけでも、ふつーにしてなきゃだな。」

「・・・あいつらのほうが、やばそうだもんな。」

俺たちは、お互いに

はぁ・・・と溜め息をついて、上に戻るのだった。


・・・璃裡。

お願いだから、早く帰ってきてくれよ・・・。