帰国子女の逆ハーライフ♪

外にでると

秋らしい涼しい風と、まばゆい光が

あたしの身体を包んだ。

「は、はふぅ・・・。」

「・・・やっと力抜けたか?」

「ん、ちょっとだけっ・・・。」

肩の力が、がっちがちに入ってて

寒いわけでもないのに

手の指の先が、ひんやりと冷たくなっている。

「・・・お前、手ぇ冷たすぎ。」

「そう・・・かな?」

「・・血ぃ、ちゃんとまわってんのか?」

翔人が、そこまで言うなら・・・と思って

感覚のなくなった指先を

ぴと、とほっぺにくっつけた。

「つべたっ・・・。」

「・・だからいったろ。ったく・・・。」

ちょっとこい、と

あたしの手を引いて、連れて行ってくれたのは

体育館裏。