帰国子女の逆ハーライフ♪

『ただいまより、合唱祭を開催いたします。』

放送委員の、放送。

そして、司会の人の声が

体育館いっぱいに響く。

あたし達の順番は

確か・・・9番目。

遅いか早いかは、わかんないけど

とりあえず、待ってるこの時間さえも

苦しくてたまらない。



「っ・・・。」

「・・・落ち着け。一旦外でるか?」

「んっ・・・。」

あたしは、もう話すことさえもまともに出来なくて

こくんっと頷いた。

「稜弥、こいつ連れて、ちょっと外でてくる。」

「お、おう・・・。」

「順番近づいたら、電話しろ。」

「了解。」


それだけ、稜弥君に言って

翔人は、あたしの手を引いた。