帰国子女の逆ハーライフ♪

「・・・最近、こーゆうのなかったもんな。」

ぺろっと、あたしの唇を舐めて

見惚れちゃうくらいかっこいい顔で、あたしに笑いかける。

「・・・お前の中の1番は俺だってこと、ちゃんとわかってる?」

「っ///ちょ、近いって、ばっ・・・。」

男の子の力にかなわないのは、当たり前だけど

翔人の体温が、あたしにも伝わって

すごくドキドキする。

「・・・俺のこと、好き?」

「っ・・・///」

「・・・ほら、言えよ。」

「っ、す、すすすっ・・・。好きっ・・・///」

「・・・よく出来ました。」


翔人は、満足したのか

あたしの上に覆いかぶさったまま

ぎゅーっと抱きしめてくる。

「もっ・・・ちょっ・・・。」

「・・・璃裡、いいにおいする・・。気持ちいい・・・。」

「えっ///ちょっ・・・。」


あたしの首元に顔をうずめたまま

きこえてきたのは

すーすー、という寝息。