それから、ずっとずっと暑かった日も

もういつのことだったか、わからないくらい

今は涼しくなった。

そう・・・やっと秋がきたんだ。

・・・と言っても

あのデートがあってからちょっとしか経ってないわけで・・・。

あたしは優ちゃんに、あの後どうなったのかを

問い詰めているところだった。




「優ちゃーん。教えてってば。」

「だ、だめっ。恥ずかしいからっ。」

「いいじゃん、恋する女の子は可愛いーと思うよ?」

「もー。璃裡姉は上手いんだからー。」

優ちゃんは、やっと話す気になってくれたのか

顔を真っ赤にしながら口を開いた。

「あ、あのね。あたし・・・。これ、貰っちゃった。」

「?ネックレス・・?わーっ。可愛い♪」

「これ、和弥とペアなんだよ。」

「きゃー///ラブラブじゃん♪」

もう付き合ってんじゃないの?

可愛いなぁ///