「あっ。ちょっとっ・・・。」

「待ってろって。な?」

「う、うん・・・。」

そういわれたら、待ってるしかないじゃない。

もうー・・・。



それから、数分後。

「ほい。」

「えっ?」

あたしの首にかけられたのは

さっき見ていたネックレス。

・・・ほぇ?

「ほら、俺とおそろい。それ、ペアルックなんだと。」

和弥の首には

あたしのりんごのネックレスの形がくりぬかれた

ネックレス。

「でも、お金・・・。」

「俺がこれくらい払うって。プレゼントってことで貰っといて?」

「あ、ありがと・・・///」

「いーんだって。俺があげたいだけなんだから。」

よしよし、とあたしの頭を撫でる

和弥。

こんなことされたら

気持ち溢れちゃうじゃん・・・///