「どこ行くの?」

「・・璃裡の行きたいとこならどこでも。どっかねーのか?」

「んー・・。じゃあさ、遊園地でもいい?」

「・・・おう。じゃあ行くか。」

とりあえず駅まで歩いて

電車へと乗り込む。

なんでかよくわかんないけど

すっごく電車が混んでて、びっくりした。



「・・璃裡、大丈夫か?」

「う、うん。」

あたしが電車の中で倒れそうになっちゃったから

翔人があたしを、後ろから抱きしめるようにして

支えててくれている。

耳元にかかる吐息が、なんか

すっごく恥ずかしい///

「・・璃裡?お前、なんか体温高くないか?」

「そ、そんなこと・・・。」

「・・・身体熱いぞ?ついでに耳も真っ赤。」

「は、恥ずかしいのっ///」

こんな体勢でずっといたら

恥ずかしいに決まってるでしょっ///