「ゆ、優ちゃんも和弥君と上手くいってるの?」

「っ・・///じ、実はね。」

「?どーしたの?」

「も、もうちょっとしたらね、あたし・・・。こ、告白しようと思ってるんだ・・///」

真っ赤になりながらも、はっきりそう言った優ちゃん。

すごく可愛くて、一生懸命で

応援せずにはいられなかった。

「がんばれっ。優ちゃんなら大丈夫よ。」

「ほ、ほんと・・?でも、和弥は多分、璃裡姉が好きなんだと思う。」

「あたし?」

「うん。だ、だからね。もうちょっと距離縮めてから頑張ってみる。」

たとえ振られたとしてもね。

そう呟いた優ちゃんの目には、少しの涙があった。

「大丈夫、和弥君はきっと優ちゃんのこと好きになるよ。」

あたしははっきり言った。

こんなに思ってるんだもん。和弥君のこと。

和弥君が今誰を好きでも、気持ちは変わると思うから。

「なんで、そういいきれるの・・・?」

「和弥君がたとえ今、あたしのことが好きでも。1日後、1分後、1秒後は違うかも知れないでしょ?それは、誰だってわからないと思うから。」

「そう・・だね。ありがと、璃裡姉。」

「いーえ。どういたしまして。」

あたしはにこっと微笑んだ。