「どうしたの?いきなり。」

「迷惑だった?」

「ぜ、全然。むしろ嬉しい。」

「なんで?」

「和弥がきてくれたから・・とか?」

「そりゃさんきゅう。」

ぽんぽん、とあたしの頭を撫でる手は

いつもどうり優しくて。

ちょっとだけ身体から力が抜ける。

「お疲れ。」

「ん。ありがと。」

「その服もよく似合ってんじゃん。」

「ほんと?」

「おう。ほんと何でも似合うよなぁ。」

いきなりそんなことを言われて

ちょっとだけ照れる。

うぅ・・・

やっぱり和弥はかっこいいや。


優side.end