「璃裡ちゃん可愛いっ!もーすっごく美人ねぇ!」

「あ、ありがとうございます。でもあたし、身長とか・・・。」

「優ちゃんだって、ちっちゃいでしょ?でも今は、ちっちゃいほうがうけるのよー♪」

「そ、そうなんですか?」

「そうよー♪だから、そんな不安そうな顔しないで?」

マリアさんは、あたしを励ましてくれたらしい。

鼻歌をルンルンで歌いながら

メーク道具を持ち出して

「じゃあここに座って?」

と、あたしに言った。

「は、はいっ。」

メークなんか全然しないから

ちょっと楽しみだなぁ。




「はいっ。できたわよー♪」

「わぁっ・・。可愛い・・・。」

「璃裡ちゃん可愛いから、張り切っちゃった♪優ちゃんも今からやるわねぇ♪」

「はーい♪」

あたしとおそろいの、色違いの洋服を着ている

優ちゃん。

やっぱり可愛いなぁ。




「はいっ。じゃあ行こうかぁ、2人共。」

「「はーいっ。」」

「璃裡ちゃんも自然にしてればいいからねぇ。」

「はいっ。」

どうなるかはわかんないけど・・・

すっごく楽しみだなっ。