その頃、優&和弥は・・・。


「んでー?どこ付き合ってほしーの?」

「ん?服屋さん♪後ー、見たい映画あるんだ♪」

「ふーん。」

璃裡姉に背中を押されて

ちょっと強引に和弥をデートに誘ってしまった・・・。

まぁ和弥は、デートなんて思ってないんだろーけど。

「すっごい人ごみー。」

「だな。だからほら、手ぇかせ。」

「手?」

あたしは言われたとうり手を差し出した。

すると・・・

「こうしときゃあ、はぐれねーだろ?」

そう言って、和弥はあたしの手を握った。

「っばかっ・・。恥ずかしーし///」

「迷子になるよりいーだろーが。行くぞ。」

少しだけ強い力で、あたしを引っぱってくれる。

そんな和弥が、あたしは好きなんだよね。




それから、10分後~

「ここだろ?」

「えっ?な、なんでわかったの?」

「お前、いっつもここの服きてんじゃん。だから。」

「そ、そっか。ありがと。」

あたしの行きつけのお店。

ピンクのフリルのやつとか、ガーリーな感じの洋服が

いっぱい売ってるお店だ。

「いっらっしゃいませ~。」

「こんにちわ♪」

ドアを開けて入ると、いつもの定員さんが

出迎えてくれる。