優ちゃんと一緒に住むようになってからというもの

あたしの生活には、友達とお泊り会をしているような楽しさが

毎日続いていた。


まず、夜のこと。

「うっそーーーーっ!?璃裡姉、和弥達と一緒に寝てんの!?」

「・・・優、声がでかい。」

「優ちゃん?そんなに驚くこと?」

「翔兄!?璃裡姉!?」

翔人達が、ここにきてからというもの

ずっとあたしのベッドで一緒に寝ていた。

あたしのベッドはでっかいからね、無駄に。

「ほ、ほほほんとに寝るの!?」

「うん。」

「璃裡姉と翔兄が一緒に寝るのはいいかもだけどさっ。なんで和弥達がいんの?」

「俺らがいたっていいだろーが。」

「だって、絶対エロイことするじゃんー。」

ジトーっとした目で、和弥君のことを見つめる

優ちゃん。

「和弥はしゃーねぇよ。でもさぁ。俺らは平気だろ?」

「そーそ。」

そこにすかさずつけこんできたのが

裕樹君と成希君。

「んー。裕樹と成希ならいいかも。」

「「だろー?」」

「な、なんで俺はダメなんだよー!?」

「「いつもエロイこと言ってるからだろ?」」

「んなことねー!」