リビングにて。

「翔兄ーっ!」

「・・・ん?どうした、優。」

「あたしも、ここに住むことにしたっ♪」

「・・・はぁ?」

あたしがリビングに下りていったとき

リビングでは、そんな会話が繰り広げられていた。



「優もここに住むのかよー?」

「だめ?和弥ぁ。」

「お、俺は別にどっちでもいいけどさぁ。」

「じゃあー・・・。いい?いいっ?」

「っ・・。お、おい、翔人。どうにかしろよ。」

和弥君・・・。

翔人君に助けを求めてるよ・・・。

「・・別にいいんじゃねーの。璃裡と仲良くやってんだろ?」

「うんっ♪あたし、璃裡姉大好きだもんっ。」

にっこにこな笑顔で、そう言い放つ優ちゃん。

“大好き”だって!

可愛いーっ