そして、あっという間に夕方。

「あーっ!楽しかったぁ♪」

「「だねー♪」」

あたしは、美瑠ちゃん達と一緒に

夕暮れに染まる街を歩いていた。




すると・・・

あたしの目に、考えられないものが

飛び込んできたのだ。

「あっ・・・。」

「んー?どうしたの?」

「な、なんでもないっ!」

「ならいーけど・・・。」

あたしは急いで取り繕った。

だってだって


・・・翔人が、女の子と仲よさそうに歩いてたんだもん。