私も心を開きたいと思った 「ありがとう。」 やっとでた言葉だった 「じゃあ、帰ろうか!」 私は涙を拭いてうなずいた 私の心で何かが生まれた 何なのだろうこの気持ちは 舜樹と一緒に居たくて、そばにいたくて。 私には始めての気持ちだった 「また、明日ね!」 「うん。バイバイ」 私は涙を見せたのがなんだか恥ずかしくて走って家に入った 「茉莉は、俺が守る。俺を好きにさせて見せる。」 そう舜樹がつぶやいたのを私は知らない