こうして話をして清水の家に着いた。
大きくて綺麗な白い家。
それが2件並ぶ。
「えっと…その…瞬と仲良くな。」
ここには清水の好きな奴がいる。
「あんたも心愛と仲良くしなさいよ!!」
邪魔者は消えなくちゃいけない。
「分かってる!!じゃあね…」
だって…あくまでも清水と僕の関係は
『友達』に過ぎない。
恋の手伝いをする。
そして2人が幸せに…それが目的なんだから…。
でも………やっぱり苦しい…
この胸が張り裂けそうだ。
いつまで嘘をつくんだろうか…僕は…
いつからか清水を好きになってた。
そんな自分の気持ちに……。