Four×loves2


「なめんなよっ!!」


僕は柔道の投げ技で、気絶する程度に倒した。

もう僕にかかってくる奴らはいなくなった。

残るは……


「あんたはどうすんの!?」


ボス的存在の男を僕は睨み付けた。

すると、男は


「うっ…うわぁぁぁ!!スミマセンでしたーっ!!」


と言って走って逃げていった。


「よし…。終わっ…。」


僕が清水の方を振り返ろうとした時だった…!


―――ガバッ…


「息吹くん…。」


僕は後ろから清水に抱き付かれた。


「な…何だよ///」


突然過ぎて僕の顔は真っ赤に染まる。

このドキドキが伝わってしまいそうで怖い…。


「足…大丈夫なの…?」


「うん。」


「何で戻って来てくれたの?」


それは…


「誰が見ても美人、可愛い。そんな、清水を置いてったら誰だって声かけるから…だから……」


「だから何……?」