Four×loves2


僕がそう言って、清水を連れ出したのは……

さっき、心愛と話した小屋の近くだった。


心愛がいた小屋に来たんじゃなくて、

僕はさらに奥にあった小屋に向かった。


「ここ…何?」


清水は驚いたように僕の方を向いた。


「向こうにある小屋には心愛がいたんだ。
でもこの小屋は誰も使っていないみたい…。」


「な…何がいいたいの!?」


「ここなら作戦が立てられる。それに……」


「それに??」


「この小屋なら誰にもバレない。」


「つまり私達以外は誰も気付かないと?」


「そういう事!」


「いいじゃない、やってやろうじゃない!」


何かヤル気のある清水って迫力ある。

燃えてて、こえぇよ(笑)