嫌いになりたいよ。



「ナツミ~お昼食べよ」

「あ、ジュンちゃん待って~」



中学のお兄さん以来、

あたしに恋の訪れはなく。

なんとなく付き合ってきたものの

好きじゃないから長続きするわけでもなく

パッとしない青春を今も送っている。


「でね、ヒロキったらね~」

あたしの目の前で弁当を広げながら

彼氏とのノロケ話を話すジュンちゃん。

ジュンちゃんは面倒見がいいし、

なんていうかモテる女子。

あたしはモテたことなんて一回もないし

っていうより、彼氏いないし・・・。