柚『んー。よく、寝たー』


皆さん、おはようございます!


藤堂柚です!


今日も暇な1日を過ごします!


コンコン


ん?


もう、看護婦さん来たの?


今日は、はやーい!


ガラッ


彼「よ!柚」


・・・


柚『なんでいるの!?』


看護婦さんかと思ったら、彼方でした。


びっくりした!


彼「なんでって・・・お見舞い?」


お見舞い?


誰の?


柚『主語抜けてる。誰のお見舞いに来たの?』


彼「そりゃ。柚のお見舞い」


柚『えっ!?』


私のお見舞い?


なんで?


彼「柚暇かな?と思ってさ・・・」


あぁ。


暇潰しって訳ね。


柚『帰って!』


彼「えっ!?」


柚『お見舞いなんて来なくていい。これからも来ないで!』


彼「えっ!?いや・・・」


しつこいなー!


柚『とにかく、もう帰って!私、今日は体調が悪いの!!』


彼「・・・わかった・・・」


ガラッ


パタン


柚『ヒック グスッ 彼方・・・グスッ』


本当は、帰ってほしくなかった。


でも、彼方は私と居てはいけない。


私と居たら、後悔する。


絶対に!