雪「キャー この水着可愛い!!」


雪ちゃんが渡してきた水着は、ピンクの水玉柄だった。


可愛い!!


けど・・・


柚『雪ちゃんが着たら?』


雪「なんで?」


柚『私・・・多分、海とかプールにいけないし・・・夏は、ずっと病室だろうし・・・』


そう。


私の体調は、悪くなっていってる一方。


だから、今年は夏は病室でのんびりしとくだけだと思うし・・・


看「柚ちゃん・・・でも、買おう!!」


雪ちゃん・・・


話し聞いてた?


柚『いや・・・』


雪「お願い!!」


柚『はぁ。わかったよ!』


仕方ない・・・


買うか・・・


雪「ルンルン♪次は、どこに行こうかな?」


はぁ。


雪ちゃん、ご機嫌だな・・・


テンション高すぎ・・・


ついていけない・・・


雪「あっ。あそこに行こう♪」


はぁ。


ん?


あの店?


あっ。


可愛い!!


柚『雪ちゃん!あそこの店に入りたい!』


雪「えー。こっちがいい」


はぁ。


仕方ない・・・


柚『わかった』


私は、雪ちゃんについて行った。