エミに呼ばれるたびくすぐったい気持ちになる。 それと、信じてる。 自然とあたしの頬を温かいものが伝った。 どうやら、あたしはここでは良い噂はないらしい。 だから、一緒にいたエミも同じ目で見られるようになっていた。 だけど、エミはあたしといたいと言ってくれた。 こんな、あたしと・・・・。 「ありが・・とう・・・っ。」 あたしは、キュッとエミの袖を握った。