そして、お昼ごろになって買い出しに行こうと玄関のドアを開けた。 そして、フリーズした。 『ミャー。』 静かにドアを閉めて、深呼吸。 い、今のはきっと幻聴で目に映ったのは幻覚だ。 そう思い直し、もう一度ドアを開ける。 『ミャー。』 あたしは、しゃがんでその黒い塊を撫でてみた。 ちゃんと感覚が伝わる。 これは・・・・現実だっ! 抱き上げて、じっと見つめる。 そんなあたしの目を見つめ返す、漆黒の瞳。