『………っ、まだです!!!』 クロワが言った。 だが、傷付けられた翼で羽撃くのは相当な痛みが走るのだろう。 クロワの飛ぶ軌跡がズレ始めた。 『司、気を抜くなよ』 「ええ」 私はスカートの中から、一枚の手裏剣を取り出した。