――――――――――――――― ―――――――――――― ――――――――― あれから俺は逃げるようにして音楽室を飛び出した。 その理由は、龍宮の言葉と表情……… 『死んでもらおうかしら…』 そう言った龍宮の顔は表情は消え去り、 殺そうと思えば今すぐにも殺せるのだというような感じで、 あのままそこにいるとそれは本当に現実になってしまいそうで、 情けないことに、俺は怖くなりそこを飛び出していた。