『コンビニに行こう!』

コンビニの近くの公園…



少し潮風が吹き…空気が少し重い…



それは潮風のせいなのか…




いや、違う…それは私と純さんの気まずい空気のせい…



どんよりしてる…






夜の公園には誰もいない…


純さんと私…二人だけ……





のはずだった………






ベンチに座ると、近づく足音…




“カツカツ”と音がする。



…私…この足音、一度聞いたことある…


それも、ついさっき……




胸がドクドク波をたてる…


近づいてくる足音の方へ目を向けると…



さっきの…江美さんが…




純さんの目の前に立っていた。





純さんは咄嗟に立ち上がり…

『岩崎…。』

と呟く…。



『市川!私…』


そう言って江美さんは純さんに近づき、いきなりキスをした…