[え?意味わからない]

[俺が考えてついた先は俺が一番いい方法で壊すってことだった]

・・・いつも僕の部屋はいってきては暴言はいていた紅葉

その紅葉が僕のことを考えてくれてたなんて・・・

[なんでそんなことしてくれたの?]

[はぁ?それはお前が姉だからにきまってるだろ?]

あ・・・・ね・・・?


[僕紅葉に姉らしきことひとつもしてないよ?]

[してくれたじゃん いつも暴言はいてる俺に対して『紅葉 少し口が悪い 直したほうがいいよ』って注意してくれたのはお前じゃん]

え・・・・


『おい女ー今日もここでなにしてんだよーwもしかしてここを出てぇだとかおもってねぇだろーなぁ』

『・・・』

『おい ブス女 きいてんのかよ』

『紅葉。少し口が悪い 直したほうがいいよ この先口が悪いとすぐ人の恨み買っちゃうよ』

『・・・はっ そんなの上等だよ』

『そう』

結構昔のことだよ!?


しかもそれだけだよ!?


[それだけ・・・?]

[わるいかよ]

[いや・・・うれしいけども・・・]

[片親しかつながってなくても俺と麗美は正真正銘の姉弟なんだ]

[紅葉・・・]

[話が脱線したな もどすけど そういうことだから 証拠とかも紙に書いて読み上げるだけでいい 合図は俺が出すから]

[紅葉・・・ありがとうね]


僕はそう書いて少しだけ笑顔をみせた

あ・・・でもおこられるかな・・・そう思ってすぐにやめて紅葉をみたら

紅葉はびっくりした表情だったけど紅葉はニカッって笑ってくれた



初めて紅葉が弟なんだっておもった