俺は麗美に連れられて車に乗った

麗美の顔をのぞいてみると泣いていた

瑠衣「麗美?なんで泣いてんだ?転んだ?」

そういうと麗美は顔をよこにふった

瑠衣「じゃぁどうしたんだ?」

麗美「瑠衣く・・・ん・・・」

そう言って麗美は俺に抱きついてきた

瑠衣「麗美?」

麗美「留美君にあった・・・」

瑠衣「どうしたの?」

麗美「彼女つれてて・・・最初から麗美のこと嫌いっていわれた・・・」

瑠衣「それで?」

麗美「麗美の狂ったように笑う奴なんていらねぇっていわれて・・・」

瑠衣「・・・」

麗美「僕目の前が真っ暗になって・・・」

瑠衣「麗美?」

麗美「瑠衣君・・・」

瑠衣「俺を見ればいい」

麗美「え・・・?」

瑠衣「その留美って奴じゃなくて俺を見ればいい」

麗美「瑠衣君を・・・?」

瑠衣「あぁ 俺をみればいいんだ 俺はお前のその笑いかた好きだぞ」

麗美「瑠衣君は麗美から離れない?」

瑠衣「あぁ 離れねぇよ」

麗美「本当に・・・?」

瑠衣「あぁ おいで」

麗美「瑠衣君・・・」

逆に俺は麗美を離すことができねぇよ

こんなに可愛くて小さくて弱い麗美

狂ったように笑うけどそれが面白くて好きで

いつも甘い声で俺を呼ぶ声

泣いた時のあの顔

必死に何かを訴えてる瞳

長く黒い髪

小さい顔

白い肌

大きな瞳

人を思いやる心

少し天然な麗美


そんな麗美に俺は惚れたんだ・・・


瑠衣end