さっきの事で俺は頭を冷やそうとして風呂に入った
服を着て坂井のところに戻った
瑠衣「坂井?」
坂井がいない?
ソファに近づくと
瑠衣「寝てやがる・・・」
麗美「スースー」
ソファにかかってたパーカーを纏い小さくなって寝ていた
瑠衣「おい 坂井 風邪ひくぞ」
坂井の体をゆすって声をかけた
麗美「ん・・・」
瑠衣「坂井 起きろ」
麗美「・・・誰・・・?」
瑠衣「瑠衣だよ」
麗美「る・・・い?」
瑠衣「起きろ 起きないのか?」
麗美「・・・」
瑠衣「はぁ・・・いいや少し寝かせておこう」
そう言って俺は立ち上がった
すると・・・
麗美「ごめんなさい!!ごめんなさい!!僕なんでもするから!!許して!!」
瑠衣「坂井?」
俺の服をつかんで何度も謝ってる
なぜ?
麗美「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
瑠衣「坂井 落ちつけ」
麗美「ごめんなさい!!」
瑠衣「坂井!!」
俺は坂井を呼びながら抱きしめた
麗美「・・・坂齊君・・・?」
瑠衣「気づいたか・・・」
麗美「坂齊君 ごめんね・・・」
そう言って坂井はまた俺の腕の中で眠り始めた
服を掴み涙を流しながら
瑠衣「困ったな・・・」
俺は涙を拭いてあげてソファに寝かせようとしたけど坂井は離れなかった
瑠衣「本当に困ったな・・・つか俺も眠い・・・」
しょうがなく坂井を連れて寝室に入った
寝かせようとしても離れない
瑠衣「・・・はぁ 理性がどうのこうのってマジなんだな」
俺はそう言って一緒にベットに入った
ギューと俺から離れない坂井をみて何があったのかと思う
瑠衣「こいつでも泣くんだな そして寝るんだな 想像できねぇわ」
そう言って笑って俺は坂井の髪をなでた
麗美「ん・・・」
瑠衣「明日は休みだし 寝かしておこ つかコイツ親大丈夫なのか?」
俺はそう疑問を残して眠ってしまった