13日の恋



でも…、と考えて思わず顔がほころんだ。


私が本当は猫であるなど誰が信じるものか。


こんなにも人間らしく普通に暮らしていれば、私は他人には人間に見えているのだろう。


自分でもたまに自分が猫であったことを忘れそうになるくらいだ。


キャッツフードばかり食べていたちょっと前の私。


トイレなんて人前でするのが普通だった。


洋服なんて初めて着た。


まるで、今までの世界が偽りだったかのような…。


そんな気持ちになってしまう。