だからといって俺はこの国の王子であるのだから、いつまでも感傷になんか浸っていられなくて黙々と修行を続けていた。 そうやって修行をしている間だけが唯一姫奈乃のことを考えずに済む時間であり、次第に俺は修行にのめり込んでいった。 そんな俺の姿を見た両親は 「ライト、お前はこの国の歴史を知っておるな?」 この国の歴史……________ そんなのは当たり前にみんな知っている。 『あぁ、もちろん。 でもそれがどうしたっていうんだよ?』