その後もあたしと真希が楽しくお喋りしてると廊下から歓声が聞こえてきた その瞬間真希の顔が険しくなる 「ったく、毎日毎日迷惑ったらありゃしない。 あんな顔だけで根性のひん曲がってるヤツの何処がいいのよ」 真希が机に肘をつきながら言う 寒っっ! なんかあたしの後ろに黒いオーラを纏ったヤツが居ると思い、恐る恐る振り返ってみると あたし達の幼馴染であり、真希の従兄弟の天満 レオンが口元に冷酷な笑みを浮かべて立っていた