目を見開く風龍総長。


これぐらいで済んだこと、感謝してほしいくらいだよ。


本当なら、後10発はやりたい。


だけど、そんな事してもお兄ちゃんは喜ばない。


だから解散だけで済ませるんだ。


「…風龍15代目・水無月 拓として命ずる。…ただちに、…風龍を解散する」


「「「っ!?」」」


「…頼む」


最初は反対していた風龍の面子も、ー生懸命に頼む水無月にうなずくしかなかったみたいだ。



ま、反対する奴がいたら、私の蹴りをお見舞いするけどね。