「俺は…」


今このタイミングしかない!!


圭が話始めたタイミングを見計らい、フェンスを乗り越える。


「真冬!?」


それを見て、和斗が叫んだけど無視。


早くしないと悠が行っちゃうし!


悠ってああ見えて結構歩くの早いんだからね?


「は~い?」


「おまっ!危ないだろ!!」


「ここは4階ですよ!?」


4階だけど何か?


無敵の夜桜をなめないでほしいね。


あっ、今はただのモデルだった。


まぁいいや、そろそろ行きますか!


「大樹一!後よろしくー!」


「うん!悠によろしく!」


大樹、今から何するか分かってるな…。


スゥ…。


私はいっぱい息を吸い……。


「悠一一一一一!!」


思いっきり叫んだ。


近所迷惑?


そんなの今の私には関係ないです!